栃木県足利市の中小企業を中心に、5S実践活動をしています。

  第6回 ガソリン的人間の発掘

◆成熟化した日本

1980年代に入ると日本の経済の成熟化が顕著になってきました。それに伴って、企業が
成長している間に採用され続けた人員が余ってきました。窓際族という言葉が盛んに使わ
れるようになったのも、この頃からです。実際に、1990年代半ば頃から2000年前半にか
けて終身雇用制が崩れ、企業が雇用関係を解約する現象の前段階である、配置転換などの
社内リストラが顕著になってきました。それが実際のリストラとなって現在に至っています。

一方で、従業員の側にも大きな問題がありました。それは高度経済成長期には、少なから
ぬ人が会社に行きさえすれば給与がもらえると勘違いをしたことです。特に大企業の人に
多く、いわゆる大企業病と称される現象となって現れました。その後、リストラの嵐(筆者
はたまらなくつらく思っております)の時代にあって、多少は眼の色が変わってきたように
も見られますが、この受身の姿勢は現在も随所で感じられます。

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