栃木県足利市の中小企業を中心に、5S実践活動をしています。

  第4回 「働く人自ら考える4S」を支えるトップの役割

 

◆会社は誰のためのものか

 新春にテレビ放映された “釣りバカ日誌ファイナル” を見ていて、最後のスーさんの退任
の挨拶で筆者自身の考え方を確認することができました。これだけでなく、昨年暮れに栃木
県鹿沼市で行われた、「日本でいちばん大切にしたい会社」の著書の坂本光司先生の講演でも
同じ話が展開されて、意を強くしました。坂本先生の言葉を借りれば、「同じような考え方
をしている人が日本中のあちこちにいるので、国じゅうが混乱の極みの時代にあるようだが
日本の将来は十分、期待が持てます」。その一語にホッとしました。

 さて、確認したい内容とは、会社は誰のためのものか、ということです。スーさんも坂本
先生も、一番目は働く従業員とその家族のためであり、次に協力会社さんとその家族、さら
に現在と未来の顧客、続いて地域住民とりわけ障害者や高齢者、最後に株主・出資者・関係
機関のため、と言っています。経営者の方たちもそこに働く人ですから、協力工場の皆さん
の前か次あたりに位置するのでしょうか。社会がグローバル化している現在、「そんなこと
を言ったって…」という言葉が返ってきそうですが、再考の余地が大いにありそうです。

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