第12回 目指すは「考働する集団」

4Sの大きな目的は考働する集団をつくること

長々と2年間も4Sの話をしてきました。その長い分だけ、4Sの目的になり得るような
ものをいくつも挙げてきました。各社でその目的は異なります。また、同じ会社でも、
1つの目的が達成されれば次の目的へと内容が変わってきます。また、こういう対応ができ
なければすぐにもマンネリ化に陥ることも述べてきました。これらを総合して考えてみると、
いつも変化に対応し続ける4Sの目的は、考働する集団をつくることになるかと思います。
考働する集団は、常に新しいことを考え、そのために現状把握をきっちりとしています。
4Sの目的は各社各様なので、自社のレベルを知り、大局に着眼し、実際に手がけるのは
小さなことの連続だということも理解している集団です。

 手前みそになりますが、筆者の文章は。本を読んだり、人に話を聞いたことを1つひとつ
自分で確認し、多くは繰り返しやってみて納得したものから成っています。このスタイルは、
30代に自分の頭の悪さ、力のなさを自覚した時点からスタートしました。頭の悪い者は、
一点一点を噛み砕くようにいろいろな角度から確認することが必要だと判断したのです。
自分が分からないものを他人に説明しても分かってもらえるはずがありません。仕事は多く
の人との連携です。小さなことでも理解してもらえなければ、結果は変わってきます。
ましてや、理解されていても思うように運ばないのも事実なのですから。それから数十年
経ったこの年になっても、そのことは痛いほどの悩みの種の一つです。でも、悩んでいる間
は考えている間でもあります。

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