栃木県足利市の中小企業を中心に、5S実践活動をしています。

  第7回 清掃②点検清掃・保全清掃

◆ピカピカ職場なら異常が見える

床に何も落ちていなくて、しかもその床がぴかぴかに磨かれていたら、人はモノを落とすの
をためらうし、ましてや落としたらどうしよう…などととっさに考えるものです。つまり、
何も落ちていないきれいな床ならば、モノが落ちていたり落としたりすると、一目でそれが
分かるからです。ぴかぴかの床が日常だとすれば、落ちている小さなゴミでも異常として感
知されるわけです。これが点検清掃のイメージです。

床の話を例にしましたが、これが機械や設備に適用されたとしたらどうでしょうか。一滴の
油漏れが認められただけでも、その根元をたどるとそこには原因が見つけられます。もちろ
ん、エア漏れや水漏れも同様です。これらへの対処は、設備故障の防止の第一歩になります。
されに、油漏れがそのままになっていると油は床に広がり、それを靴で拾って職場中にまき
散らします。そして、掃除も手がつけられないのでいつも滑らないように気をつけなければ
なりません。

よく機械の下などウエスを敷いて油を受けている工場があります。この場合、工場の中だけ
でなく、事務所まで油で汚れている場合が多いので、事務所を見ただけでその工場の実力が
分かります。油漏れの最初は、まず油受けを設けて直接床に落とさないようにし(布では床
まで伝わってしまいます)、次に油漏れの原因を追究して根元から油をシャットアウトする
ことが肝心です。根元から絶つ…安全でも品質でも、もちろん生産性にも欠かせない考えで
あり、ここまで来ると保全清掃となります。

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