栃木県足利市の中小企業を中心に、5S実践活動をしています。

  第2回 4Sから得られる効果を知っておこう

◆すべての企業活動は4Sで動く

こういうことが体と頭でわかってくると、情報や経営的意思決定でさえ、過去の不要なものを捨て
たり、重要なものから優先付けて並べたりできるようになってくるはずです。つまり、情報や経営
も4Sの対象であるということです。情報や経営上の決定は、すべてのことが何らかの形で現場に
つながっています。そのような意味合いを含んで、現場という文字は、すべてのことが現れる場所
と書かれているのだと思います。しかも読者の皆さんは、現場を預かる人たちですから、現場を磨
きあげることは企業にとってそれほど大事なことにつながるのだ、ということをだまされたと思っ
て頭の片隅に置いておいていただければ幸甚です。
繰り返しますが、4Sは企業活動のすべてのものの基礎とよく言われます。ところがそれどころか
すべての活動が4Sで動いて行くのでは…と筆者は考えています。
図1図2でその比較をしてみました。図1は4Sがすべてのものを支えているというもので、
すべてのものの基礎という考え方に当たります。図2では4Sがすべてのものを包み込んでいます。
このように表してみると、4Sは水や空気みたいにあまりにも普遍的、かつ深いので、大事なのだ
けれどもつかみようがなくてそこまでの理解しかされていない、ということになるのかもしれませ
ん。1月号の4SのそれぞれのSの意味を考えたり、今月号のようにそこから派生する効果を整理
してみたりすると、このように思わぬ方向に目が向いていきます。この行動こそが4Sの神髄とも
言えるものなのです。しかし、決して難しいことをやるということではなく、できることを楽しみ
ながら積み上げていくと、やがて難しいと思っていたこともできるようになる…そんな魔法のような
効果が4Sにはあります。要はこつこつと、できることを確実に前に進めて実践することなのです。
では、今月はこのくらいにして、効果が見えたところで、来月は4Sの目的について考えていきたい
と思います。

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第3回 4Sの目的を考えてみよう

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