栃木県足利市の中小企業を中心に、5S実践活動をしています。

  第1回 最初に個々のSの意味を確認しよう

 

これから1年、皆さんと一緒に4Sの勉強をすることになりました。よく知られているのに、
その本質はあまり知られていない4S。安全はもちろん、多方面にわたって大きな効果に結びつく
のに、それが活かされていない4S。その辺のことを掘り下げていきます。

20の「S」

では、第一回目は4Sの言葉の意味を確認することから始めます。
本誌では4Sと言っていますが、世の中には、1Sでよい、いや2Sだ、5Sだ、6Sだ、と言葉だけ
の取り上げ方だけでもいろいろあり、混乱してしまいそうです。
筆者は3Sを推奨していますが、どれでもよいのではないかと思っています。
しかし、それには、その取り上げられた言葉の意味・内容がよく吟味されていれば…ということが
前提です。まずは4Sの言葉の意味・優先付けを知っていただくために、雑誌などからざっと拾っ
表の20Sを見ながら、それらを比較することによって4Sの中身を簡単に吟味していきたいと思
います。

表 20の「S」

① 整理 ⑪ スピード
② 清掃 ⑫ シンクロナイズ
③ 整頓 ⑬ しっかり
④ 清潔 ⑭ しつこく
⑤  躾(しつけ) ⑮ 斉唱
⑥  習慣 ⑯ 斉動
⑦ 節約 ⑰ スキルアップ
⑧ 整列 ⑱ システム化
⑨ 洗浄 ⑲ サービス
⑩ 殺菌 ⑳ セーフティ

さて表の20Sは、実際に誰かが苦労するたびに1つ2つと付け加えたもののように思われます。
これを見ただけでも、あまりにも多くてうんざりしていましますが、一生懸命に考えた人のこと
を考えると身につまされるものもあります。
でも物事は、比較によって理解しやすくなることが多いので、我慢してお付き合いください。
表の最初の①から⑤の5つは、5Sと言われてポピュラーな言葉です。
⑥、⑦も6S・7Sとしてよく使われています。⑧の整列は整頓の前段階の状態を表し、ただきれ
いに並べることです。⑨、⑩は食品の7Sとして使われています。⑪、⑫、⑰、⑱、⑲、⑳の気
持ちはよくわかりますが、本来の”日本語の頭文字”というSの精神からすると外来語ということ
で違和感がありますし、さらには、どちらかと言うと4Sの結果として得られるものではないで
しょうか。⑬、⑭、⑮、⑯はわざわざ言わずもがなというところでしょう。
仕事をする上で20項目すべてが場面場面では必要になるものだとは思いますが、4Sをしっかり
やっていれば他の16Sは4Sの中にすでに含まれていたり、その結果として得られるものだと考
えられます。

次ページ:4Sの定義

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