栃木県足利市の中小企業を中心に、5S実践活動をしています。

  第8回 現場がすべてを知っている

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現場主義(製造現場だけではないが…)という誰でもが好んで使う言葉がある。耳に心地よく
響き、この言葉を唱えていれば現場主義を貫いている気持ちになりそうである。では、現場
主義の本当の中味はどの位理解されているのだろうか。筆者の周囲を見渡した限りでは、は
なはだ心もとないようだ。わかっていても、今一度再確認しておいた方が良さそうなので、
ここで取り上げてみたい。

現場とは、すべてのことが現れる場所

現場という言葉は、すべてのことが「現」れる「場」所、と読めるのだそうだ。設計の良し
悪しや時には設計ミス、部品調達の上手さ下手さが露呈し、また、部品表が間違っているだ
けで在庫がショートしたり、余剰在庫が納入されたりという事態が起こる。そして、外注指
導が徹底されていないと品質不良品が入って来たり、納入遅れを起こしたり、最近では必要
なものを必要なだけ必要な時にという考えが浸透して来ているので、多くの企業では時聞的
な余剰納入も管理されているとは思うが、無頓着に扱っている企業も少なくなさそうだ。

この理由からも、現場では「整理」が必要なことは一目瞭然である。また、設備の故障や情
報伝達のミスなども現場の混乱を引き起こす原因になる。もちろん、現場自身で生じさせた
ミスも現場に表出する。とにかく、現場にはスタッフ部門の悪さ加減もライン自身の問題も
すべてのことが影響し、現れるのである。

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