栃木県足利市の中小企業を中心に、5S実践活動をしています。

  最終回 日本人は体系化が苦手?

体系化は日本の弱点?!

日本人の職人技の仕事は、世界から賞賛されているようだ。車やエレクトロニクス、飛行機
や宇宙開発などさまざまな分野で、考えられないようなパーツが日本からたくさん送り込ま
れていることが、メディアなどから伝わって来る。
また、江戸時代から顕著になったようだが、特殊リサイクル業の  “おわいや” という言葉の
ように、庶民に対しても畏敬の念を持って接するという特別な国のようである。

興福寺の阿修羅像を含む八部衆などは個人が作り上げたものではなく、そのための工房があ
って、その職人(=作者の名も残らない集団)が作り上げたものらしいが、そう見て来ると江
戸時代をはるかに遡る時代から、そういう資質は日本人にあったのではないかとも思われる。
もちろん、外国にも同様な工房が存在したであろうが、多少それらと違うと思われるのは、
たとえば最近特にクローズアップされている、箪者などには縁のない日本食などの食に対す
るこだわりなどで感じられる。最近、そういうものが商売として残っていても、家庭などか
らは消えつつあるのは寂しい限りである。これらは、その土地その土地の、家庭や個々人ご
との工夫から生まれたものであって、さまざまなものがより広く組み合されてできたという
訳ではない。っまり、体系だって展開されて来たということではなさそうである。

今回は、この日本人特有の素晴らしさの反面、普段から気になっている体系化の弱さという
ものをとりあげてみたい。

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