DSCN0900 (2)

茂林寺のタヌキ

昨日、太田自動車教習所に高齢者講習を受けに行って来ました。3ケ月ほど前に申し込んでおきましたが、予約をとるのも大変だということで、通知を受けてすぐ申し込んだのですが、そのような様子も見えずに穏やかに終わりました。話を聞いて甘かったことがわかり、背筋がぞっとしました。75歳以上の方の受講者はワンサといるからもたもたしていると免許放棄になりかねないからです。

DSCN0813 (3)

沙羅

私の場合は、70歳を過ぎて初めての免許更新なので73歳の誕生日となりました。昨日、同じ時間の受講生は8人でしたが、皆さん、同じ条件なので高齢更新者の中では最も若い層になります。そして次の私の更新は、72歳以上は全て3年毎になるそうなので、76歳になります。
因みに、70歳以下でゴールド免許の方は5年後の更新となり75歳、71歳でゴールドの方は4年とのことです。つまり、(70歳から)75歳を起点に特に運転能力が衰えていることが見据えられているということになります。
実際に新聞やテレビで高齢者の事故が沢山、報じられています。そう思いながらふふん、と他人事に捉えている自分がいることにこの講習では気をつかせてくれます。高齢者の事故は加害者になる割合が高く、巻き込まれた相手側だけでなく家族の皆さんも巻き込まれます。認知が絡めば本人は「わからない」状況になり、止めなかった家族の悔いの強さはいかほどかという説明もありました。ところで講習内容は

①高齢者講習が特に必要なわけ、そのための全国あげての備え
②静止視力・視野測定・動体視力・夜間視力の視力検査

③実際運転

で構成されていますが、最若年層の私たち8名には衰えはあっても、まだそこそこの判断力は残っていると見ていただけたようです。

DSCN0503

オナガ

講習の最初の手続きの時に、前の時間の講習が終わって講習者が部屋から出て来ました。75歳以上の方たちです。かなりの高齢者という方もいますので、次回以後の自分たちの姿を見せて貰いました。先生に待合所で会ったでしょう、と言われて改めて思い出しましたが、ムムムム…となりました。そして、私たちも含めて、皆さん、自覚がないんですね、とおっしゃいます。それでも自覚があれば相当、事故は防げるのに…と。
新聞などでは事故を起こした人はほとんどの皆さんが「まだ大丈夫だと思っていた」と言っています。特に、認知症の場合は本人の自覚は望めないので…となります。あと数年で団塊の世代の方たちがこの75歳の線を超えることになります。分かっているのいるのだけれども、どうしようもない、何とかなるさ、その時になって…という自分を改めて見つめなおして来ました。

DSCN0659

ソバの花

ところで、先生の説明が抜群に分かりやすいのです。認知の方たちも混じる講習ですから、粘り強くゆっくりと、やさしくわかりやすい内容で話してくれます。思わず、今の一般社会でもこうあったら良いのに、と心の中で叫んでいました。さらに、自分事を改めて教えていただきました。それから自分は分かっているつもり…これらは5Sで取り上げてきたことばかりです。まさに凡事を見つめなおして、素直に実践に取り入れる…ことの大事さを反芻して来ました。それからそれに劣らぬほどの大事なこと…社会がさらに急激に変わることを突き付けられました。これは間違いなくほどなくして起こることです。個人ではどうしようもないことだらけですが、必ず自分にもふりかかって来ることです。さあ、どうしようか…限りなく楽天的に行こうか、何かしておいた方が良いことを探そうか、どうも人生最後の5Sが待っているようです。

*若い方にには関係なさそうなテーマですが、社会の変化は誰にでも大きな影響があります。また、若い々々と言っている間にあっという間に60歳、70歳…になります。たまにはこんな内容に触れてみるのもいかがなものでしょうか。爺くさくて恐縮ですが…。>