今回は、どれだけ日本人の生活に仏教言葉が入り込んでいるか、仏教おもしろ小百科(1983年春秋社から初版発行)からその言葉だけを抜き出して羅列してみます。

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みなかみ町 泰寧寺

挨拶 諦める 悪魔 痘痕あばた 阿鼻叫喚 阿弥陀くじ 阿弥陀にかぶる 安心 息の根 以心伝心 韋駄天走り 一大事 一蓮托生 衣鉢をつぐ 意表 因果 因果応報 因果を含める 引導 有頂天 永劫 往生 大袈裟 お釈迦 お陀仏 億劫 我が 回心 改心 学者 学生 学徒 過去 喝 一喝 我慢 歓喜 観察 観念 勘弁する 甘露 教理 愚痴 工夫 玄人 外道 下品 玄関 現在 劫 業腹 降伏 乞食 後生 後生大事 子煩悩 根気 根をつめる 言語道断 差別 懺悔 四苦八苦 自業自得 自在 施設 自然 舌先三寸 実際 慈悲 娑婆しゃば 舎利しゃり 自由 宿命 出世 成就 上品 所詮 所得 初夜 所有 女郎 素人 真空 生死 世界 世間 殺生 善哉 相好 相続 大事 大衆 立往生 達者 男根 旦那 断末魔 知識 長広舌 長老 通 通達 諦観 提唱 塔 投機 兎角 度しがたい 兎に角 兎にも角にも どんがらりん堂伽藍 人間 人間五十年 馬鹿 鉢 微妙 平等 無事 普請 分別 遍照金剛へんしょうこんごう 法螺を吹く 摩 魔訶 摩羅 微塵 木っ端微塵 未来 無我 無学 無分別 無用の長物 面目 竜 料簡

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ルリビタキ

会うは分かれの初め 朝題目に夕念仏 生き身は死に身 有為転変は世の習い 馬の耳に念仏 会者定離 縁なき衆生は度し難し 閻魔の色事 お題目をとなえる 親の因果が子に報いる 女は三界に家なし 果報は寝て待て 苦あれば楽あり 子は三界の首枷 釈迦に説法 宗旨を変える 生者必滅 知らぬが仏 栴檀は双葉より芳し 袖すり合うも他生の縁 寺から里へ 人を見て法を説け 火のないところに煙は立たず 坊主と乞食は3日やったらやめられない ほれたが因果 三日坊主 楽あれば苦あり

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いかがでしたか。知っている言葉が沢山あって驚いているのではないかと思います。これらが世に出てからの変遷などを含めた解釈を追ってみると、すごく深いところから来ています。全く当初の意味から外れてしまったもの、中には全く逆転の意味合いになったものなども少なくありません。私たちの生活が、これほどまでに仏教(用語)にどっぷり浸かっているとは…。しかも、私も含めて、仏教の本質などは全く知らないで生きているとは…色々考えさせられます。5Sを知らずに5S、5Sと大声だけを張り上げる…のもこれに似たようなものがあるのかもしれません。昔の人はどうだったのだろうか…棺桶に片足を突っ込んだ身になって初めて気になって来ました。